スマートフォンなんかイラナイ

手帳の最終形態?!


使った経験のある方もいると思いますが、「電子手帳」ってご存知ですか?
昔から手を替え品を替え……いい加減無くならないですよね。

そう、僕は電子手帳が嫌いなのです。
使いやすいと思いますか?
あの小さい筺体に、付属のペンや1本指で文章やら住所録やら入力するのは面倒ではありませんか?
加えて「手書き機能」を使ったときのがっかり感。もううんざりです。


しかし電子手帳はブラウザを取り込み、携帯電話を呑み込んで「スマートフォン」という形態に進化してしまったのです。


僕はスマートフォンアプリの開発に興味がわいてしまい、Androidスマートフォンを購入しました。
どうせ買ったのならとGoogleカレンダーをスケジュール帳として使っています。
確かに以前より使い勝手は向上しているのですが手書き程ではありません。
大体PCでスケジュールを入力しスマートフォンからは見るだけです。

ただ、付属のカメラは毎日使っています。
通勤途中の景色を撮影したり、打ち合わ中のホワイトボードを撮影したりと、僕にとって無くてはならないツールとなっています。
しかし電子情報なので「印刷しなくても見ることができる」=「印刷面倒くさい」となりがちで、昔ように「アルバム」を作るということをしなくなりました。
何だか年月の流れの実感がないなと思っていたのは、このせいかもしれない。
そう考えていたとき、先日こんなことがありました。


先日妻が「40歳までの予定表を書く」ことがあり、一緒に手帳を買いに行きました。
店頭で並んでいる何冊かの中から、これがいいと僕に差し出したものは、シンプルな茶色の手帳でした。
バイブルサイズのバインダー式の物です。一緒にリフィルも数点選び、とても喜んでくれました。

実はこの2時間前、自宅でこんなやりとりがあったのです。

キミの予定表は電子で扱いたいのか、それともノートに残したいのかと僕が質問。
すると妻は少し考えて、ノートじゃないとXXXちゃんから貰ったシールが貼れないから嫌だと言い、昨年使った手帳をめくって見せてくれました。
キラキラしたカエルのシールがXXXちゃんと会った日の欄を、いっぱい埋めるように貼ってありました。


「思い出」という決してデジタルにできない物が大切だったと気付いた僕は、こんなアイデアはを考えてみました。



(1)手帳はアナログの手帳(普通の手帳)を使う。

(2)大きな情報は電子情報でサポート。
QRコードのシールを作成して手帳に貼り付けます。


例えば、手帳「5/25日」の欄はこのようなイメージになります。

QRコードスマートフォンなどで見るとリンク先に飛んだり、ARタグにして写真が見られたり、Googleマップが開くなど色々なものが良いと思います。

大切なのは、このQRコードを発行するもの。
でも、操作が簡単でないと使い続けられませんよね。


例えば、バーコードを出力できるボタン電池式の小さなプリンタ付きストラップ。
ガチャガチャや、UFOキャッチャーで入手可能な低価格で実現されると嬉しいです。

ストラップの仕様は

の2点。
実現できれば、かなりの事がスマートフォンでできるようになるはずです。
シール台紙の形、質などを変える事によって、面白いアイデアが溢れそうですね。

これがあれば、僕は使いたい!